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とある借金生活者のメモワール 〜 数千万もの大金に巻き込まれて16歳で人生が変わった | CIRCUS

  photo by Caleb G   ※この記事は、特集「よくわからなくなるお金のはなし」の記事です。   春休みのある日昼寝をしていた私は「逃げるから早よ荷物をまとめ!」と叫ぶ母の声で一旦目が覚めた。でも私は「は~?何言ってんの?」と寝ぼけ眼をまた閉じて、呑気に昼寝を続けていました。   それも束の間、「行くで!早よしー!」の声で叩き起こされ、寝起きのぼやけた頭で訳がわからないまま車に乗せられた。暫くしてからわかったのは、父の会社が倒産して夜逃げしている最中だって事でした。   伯母を頼って行ったものの、伯母の所だとすぐ見つかってしまうので、伯母の紹介で同じ宗教の全く知らない人の家にかくまってもらいました。 翌日母は誰に紹介してもらったのか、今にも倒れそうな古いボロボロの長屋を見つけて来ました。その日からは見事なまでの超極貧生活が始まりました。   長屋には6畳2間と1.5畳程の台所しか無く、1部屋の真ん中にカーテンで仕切りを作り1歳上の兄と共用。16歳で思春期の私にはすごく嫌だったけど、諦めるしか無かった。おまけに私は悠長に昼寝していたので自分の服は無く、かろうじて下着を母が数枚入れてくれていたので良かったけど、暫く兄の服を着ていました。あの時母の言うことを聞いて逃げる準備をしていれば良かったと後悔しました。     今までめちゃくちゃ贅沢しててんな 父は倒産のショックからか、落ち込んでしまい無言で下を向いたまま。 しかしこんな時女は強い。母が一番先に、近所の製材所の仕事を見つけて来て働き始めた。私は大嫌いな勉強をしなくても良いと半ば嬉しかったので、働くのには抵抗が無かったけれど、とりあえず始めた内職は地味にコツコツする作業。それが嫌でスーパーのレジ打ちの仕事に早々に変わった。兄も自動車修理工で働き始めたけれど、父は相変わらず仕事もせず酒に逃げていた。  

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インタビュー

「色目の派手さを見せるんじゃなくて、良い素材を使ってそれにどれだけ隠し仕事を入れるか」陶芸作家 木村展之さんインタビュー 前編 | CIRCUS

  青とピンクの綺麗な色に引き込まれたのは、もう何年前のことだろうか。 京都の清水寺の近くをぶらぶらと散策している時に何気なく入った陶器屋さん、そこで木村さんの作品と出会った。 青と赤の2種類の珈琲カップは、ヒビが入ったような鱗のようなものが、幾重にも重なったようになっていた。一瞬でその何とも言えない独特の色合いとグラデーションに魅せられ引き込まれた。 もともと陶器に興味はあったが、現実的な性格の私には高価な陶器は実用的では無く、飾っておくものとしか思っていなかったので、眺めることはあっても買うことは無かった。珈琲カップが1つ6000円となると躊躇してしまう。 店内にはいくつもの陶器が展示販売されているので、他の作品も見たが、気づけば先ほどの陶器にまた戻り、青とピンクを交互に手に取り、幾重にも重なるグラデーションを眺めていた。 陶器屋の店主らしき女性が、この陶器を作った作家は大きな賞を取っている。すごく良い作品を作る。などと色々な話をしてくれたのだが、そんな話もあまり耳に入って来ないほど、私はこの珈琲カップから目が離せなかった。 「これを買っても勿体無くて使えないだろう。」「この珈琲カップ1つでいくつの食器が買えるのだろう」「でもこれで珈琲を飲んでみたい。」とぐるぐると頭の中で色々なことが浮かんで来た。結局買うことは無く、後ろ髪を引かれながら店を後にした。 その後あの綺麗な珈琲カップがどうしても忘れられなくて、あの店を訪ねてみたが閉まっていた。看板らしき物も見当たらず閉店してしまったのか。もうあの珈琲カップを買うことは出来ないのかと愕然としたのを覚えている。   その後ご縁があり、数年後に展示会に行かせて頂いたが、いつもFacebookで見ているので、初めて会った気がしないと気さくに話かけて下さった。図々しく「今度工房に遊びに行かせてもらって良いですか?」と聞いてみたら、「良いですよ」と簡単にOKして頂きました。   その後木村さんが個展で忙しい春が過ぎ、初夏に木村さんの工房を訪ねました。     木村さんの工房に向かう途中、滋賀県のメロディロードの音楽を聞きながら車を走らせ暫く行くと、家もまばらになり自然豊なのどかな町にたどり着いた。

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「生きるほうに行ったんやけど、じゃあこれからどうすんねん」トライクライダー岡本豊弘さんインタビュー | CIRCUS

  接骨院でよく会うカッコイイトライクに乗ったおじさま。めちゃくちゃカッコイイ!! 停めてたのでじっくり見ようと近寄ると・・・シートが無い!え!?何で??どうやって乗るん!?(※トライクとはバイクを改造した三輪の事をいう) 以前カッコイイのでSNSに載せたいからと写真撮らせて頂いた時は「横顔なら良いよ。正面はダメ」と言ってはったので、顔出しOKなんて絶対無理やろうと思いつつ、ダメもとで聞いてみた。 最初は「自分はインタビュー受けるほど立派な人間じゃないと思ってますし、自信も無いです。それでもとおっしゃってもらえるならOKですよ。」と言って下さいました!なんて謙虚な方!   岡本 豊弘さん 62歳 奈良県在住     事故される以前は大きなバイクを乗ってはったそうですけど 免許は16歳からずっと持っとったけど、危ないとか車買うからバイクはとにかく我慢してくれと、親が言うんで我慢しとったんですけど・・・ある年代になった時に、これは何とかして必ず手に入れたいなと思って、バイク見に行って1200ccが欲しい!大きいのがええと。   いきなりそんな大きなん乗ったんですか? そうそう大型乗りたかったから、体小さいのに大きいの好きやったから。 バイクが危ないと言われてても50歳過ぎたら確実にあかんなと。練習する時間もあんまりないしな。だから40代になったら何とかなるわと乗り出したんです。   40代になってから乗らはったんですか?すごい!(笑) ははははははは 若い時から欲しい欲しいと思ってたから。 皆と一緒に走るのはあんまり好きでは無くて、自分なりに一人で走る。一切規制かからんし、人に合わす事も無いし、そんな感じでしっかり楽しんで6年程乗ってたんかな。もう足が全然動かへんから、せやから全くバイクなんて無理やな。ほんでこれ(愛車ホイールチェアビークルS-01)。   車が横バンバン通ったらめっちゃ怖いですよね そりゃ怖い怖い。怖いけど割と皆見てくれてますわな。   軽四みたいな感じで幅もありますしね あ~そうそうそういう感じやろね。ゆっくり走っとんな位に思ってくれてるんやろね。   あちこちで声かけられたりしません? 1番最初に声かけてもらったんが、おばあちゃんでしてん。  

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